こちらのページでは、
選んで作るピンセットで組み立てる革財布キット「Its/Kit」組立て時の
革の湿らせ方をいくつかと、それぞれメリット・デメリットをご紹介しています。
※常温の水をお使いください、お湯の使用は革が縮む原因になります。
折り位置の案内線などを目印に、折る箇所のみをハケ等を使い湿らせる方法です。
薄さ | ★★★☆☆ |
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正確さ | ★★★☆☆ |
折りやすさ | ★★★☆☆ |
準備 | ★★☆☆☆ |
● 部分的に湿らせるので革の変形が少ない。
● 折る箇所を湿らせることで折りやすくなる。
● 湿らせた部分がムラになる可能性がある。
● ハケ等の用意や、水を使うので手やテーブル等へ色移りしないよう準備がいる。
● 組立て中に乾いていくので、折る箇所をその都度湿らせる必要がある。
革を水に浸し、パーツ全体を湿らせる方法です。
薄さ | ★★★★★ |
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正確さ | ★☆☆☆☆ |
折りやすさ | ★★★★☆ |
準備 | ★★★☆☆ |
● 全体を湿らせるので折りやすい。
● 革を圧縮しやすく、折り目を薄く仕上げることができる。
● 浸水時に革が伸び縮みしたり、組立て時に変形しやすくなる。
● 水を使うので手やテーブル等へ色移りしないよう準備がいる。
● パーツ表面の折り案内線が消えると正確に折りづらくなる。
革に霧吹きで水を吹きかけ、パーツ全体を湿らせる方法です。
薄さ | ★★★★☆ |
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正確さ | ★★☆☆☆ |
折りやすさ | ★★★★☆ |
準備 | ★★☆☆☆ |
● 全体を湿らせるので折りやすい。
● 目的にあわせて湿り具合を調整できる。
● 湿らせ過ぎると、組立て時に革が伸び縮みしたり変形しやすくなる。
● 霧吹きの用意や、水を使うので手やテーブル等へ色移りしないよう準備がいる。
● パーツ表面の折り案内線が消えて折りづらくなる可能性がある。
パーツを湿らせず、乾いた状態のままパーツを組立てる方法です。
薄さ | ★☆☆☆☆ |
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正確さ | ★★★★☆ |
折りやすさ | ★☆☆☆☆ |
準備 | ★★★★★ |
● ソフトな仕上がりになる。
● ほとんど革の変形がない。
● 特に準備が必要ない。
● 乾いているので折りづらく、折り目に厚みがでる。
● 組立て時に、爪跡や引っかき跡がつきやすい。
何かご不明な点や気になる事などありましたらお気軽にお問い合わせください。