鞣しとは、「なめし」と読みますが、

 

 

今回、「鞣しとはいったいなんなの?」という記事です。

 

 

 

カンタンに言うと

剥皮した動物の皮が

腐敗したり、硬くなるのを防ぐために加工する工程のコトです。

 

 

 

これによって

剥皮したままの「皮」の状態から、

「革」になり、様々なモノへと形を変えていくのです。

 

 

たまに、「皮のジャケット」というワードを目にしますが、

それはとてもアヴァンギャルドなアイテムで間違いないです。

 

鞣しとはなめしと読む、そもそもなめしとはなんなの?

 

鞣しの方法も現代ではイロイロとありますが、

古代では乾燥させて、叩いたり、擦ったり、揉んだり  と

 

 

試行錯誤と気合い、または 思いつき で鞣していたようです。

 

 

 

その後、鞣しの技術は発展していくわけですが、

それについては後日、画像をまじえて説明していこうかと思います。

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タンニン鞣しとは
2012年2月22日
タンニン鞣しとは
以前の記事で鞣しについて少し説明しましたが、 今回はタンニン鞣しについて。       鞣しは皮から革にする工程のことで、その際に用いられる「鞣し剤」により 鞣しの呼び名が変わってきます。   様々な種類の鞣し剤がありますが、現在の主流は3つ。 タンニン、クロム、その二つを合わせたコンビネーションです。       タンニン鞣しとは 植物から抽出できるタンニンという成分により、革を鞣します。 タンニンを含む植物は自然界に多く存在しますが、現在では大量生産の関係から ミモザ、ケブラチョ、チェストナットから抽出し鞣している所が多いようです。     また、タンニン鞣しの特徴としては、 経年による革の変化が顕著に表れ、使用によるアタリや変色が起き易いこと。 使い込むことで革の風合いが増し、パーソナルなものになっていきます。   これは、植物タンニン鞣しがクロム鞣しに比べ熱に弱い事などから 日焼けや酸化をしやすく、 また油分を吸収しやすいという性質からだったりします。   その他にも、コシやハリがあり型崩れしにくいという特徴があります。       タンニン鞣しについて素敵な動画を見つけましたので、見てみてください -^   動画:タンニン鞣し革の魅力   ●追記記事:「クロム鞣しについて」はこちら
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